特定非営利活動法人インド福祉村協会では、インド、ウッタルプラデシュ州のクシナガラで医療活動を行うアーナンダ病院でのボランティア活動をされる方を受け入れています。 |
インドは近年目覚ましい経済成長を遂げている国ですが、依然として貧困人口は同国の約30%で全人口の4割が1日1ドル以下の生活をしていると言われております。また、国別の妊婦死亡率はインドが世界の4分の1を占め、乳幼児死亡率も世界の5分の1を占めております。女性の健康状態の悪さ、医療の量的、質的不足及び医療へのアクセスの悪さ、女性の社会的な地位の低さなどが目立った原因です。北インドのネパールと国境接するウッタルプラデシュ州の農村のクシナガラにおいても、その状況は変わることはありません。
1987年、インド福祉村病院建設委員会が日本に設立され、1998年に現地病院名『アーナンダ病院』が開院しました。インド福祉村は、①インド村民への地域医療、②公衆衛生改善と生活の向上、③教育の推進と人材育成の3つを活動の基本としています。
開院から14年以上が経ち、29万人の方々が治療を受けてきました。インドでは経済的な発展と医療の近代化と共に、医療費も高騰しています。アーナンダ病院では日本の支持者の方からの支援のチャリタブルの病院として安価で丁寧な診察を心がけており、農村部の方々の信頼を集めております。特に妊婦、婦人、子供への診療と衛生知識の普及を大きな目的としており、中でも小学校での衛生教育や頭ジラミの無料治療は人気を博しております。
これまで種々の感染症や、乾燥した北インドの気候ゆえの気管支喘息・気管支炎の他に高血圧症の症状をお持ちの村民の方がいらっしゃいましたが、近年では、それ以外に糖尿病など最貧困地域でも生活習慣病の増加が認められます。生活習慣についての啓蒙活動が必要になってくる事が想定されています。
インド福祉村病院(現地名:アーナンダ病院)は、開院15年目を迎え29万人以上の患者の方々が来院しました。グプタ院長を中心にした献身的で的確な指導・治療は、近代医療とは縁のなかったインドの貧しい農村部の方々にも信頼され、認知されてまいりました。 今後は一層の予防治療、保健衛生指導などに力を入れ、巡回診療もはじめる予定です。インド福祉村協会では、現地のボランティアも募っています。インドの地方医療の現状を観て、ボランティアに協力してみてはいかがでしょうか。(活動の感想はこちら)
尚、アーナンダ病院では『現場のニーズに応じること』を何よりも最優先にしております。現地の状況次第でご希望通りのご滞在にならない場合がありますこと、予めご理解、ご承知の上ご参加下さいませ。
妊婦への衛生講習会 児童への衛生講習会
特定非営利活動法人インド福祉村協会のページの『◎ボランティア活動への申し込み方法』をご確認下さい。インド福祉村協会の理事の申し込み受理後、弊社トラベルサライが、日本からアーナンダ病院までの手配を承ります。弊社へのお問い合わせから、ご出発までの手続きの流れはこちら
活動地のクシナガラは、仏教を説かれた釈尊ご入滅の地です。29歳で王家の地位を捨て求道者となり、35歳で悟りを得た釈尊は、多くの教えを説かれました。ご説法の旅を続け、80歳となられた釈尊はインド福祉村のあるクシナガラでご入滅されました。 お釈迦様の説かれた教えは仏教として世界に広がりました。現在でも世界各国から参拝者が訪れるクシナガラの仏教遺跡は仏教聖地として大切にされています。仏教と親しみがある日本人にとっても、クシナガラはゆかりの深い場所です。 |
1 |
日本各地 ⇒ デリー |
日本各地から空路(経由便または直行便)、インドの首都、デリーへ 着後、ホテルへ (デリー泊) |
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2 | デリー ⇒ ゴラクプール → クシナガラ |
空路、ゴラクプールへ (所要約2時間) 着後、専用車にてクシナガラへ (クシナガラ泊) |
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3 |
クシナガラ終日ご滞在 |
アーナンダ病院にて、スタディーツアー、ボランティア活動 (クシナガラ泊) |
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4 | クシナガラ → ゴラクプール ⇒ デリー ⇒ 各地 |
ゴラクプールへ 空路、デリーへ 空路(直行便または乗継)、帰国の途へ (機中泊) |
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5 | ⇒ 日本各地空港 |
着後、入国審査、税関を経て解散 |
日程 | インド福祉村協会への訪問申請が受理され次第、随時手配を致します。〜 |
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日数 | |
旅行代金 | お問い合わせ下さい。 |
発着地 |
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航空会社 | インド航空、タイ航空、全日空、日本航空など |
催行人数 | 1名様から |
備考 | ご参加には特定非営利活動法人インド福村協会に訪問の申請をして頂き、受理された後に、弊社での手配を承っております。 |
オプションとして、インド、ネパール観光にご案内致します。下記以外にも、その他の観光地への手配も承ります。お気軽にご相談ください。
1 | デリー |
朝食後、ホテルでガイドのお出迎えを受け、デリー市内観光 (クトゥブミナール、フマユーン廟、ヒンドゥー教寺院、インド政庁街、インド門) (デリー泊)【朝・昼・夕】 |
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2 | デリー → アグラ → デリー ⇒ |
早朝、シャタブディエクスプレス(急行列車)でアグラへ 着後、アグラ市内観光(タージマハル、アグラ城) 再び、専用車にてデリー市内へ 市内で夕食後、空路、(経由便または、直行便)帰国の途へ (機中泊)【車・昼・夕】 |
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3 | ⇒ 各地空港 |
着後、入国審査を経て、ご帰宅 |
1 | クシナガラ → ゴラクプール → |
午前、インド福祉村でボランティア活動 後、ゴラクプールへ 着後、寝台列車にてヒンドゥー教の聖地ベナレスへ (車中泊) |
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2 | → ベナレス |
朝食後、サールナートへ 着後、釈尊の初転法輪の地・サールナートご参拝(遺跡公園、迎仏の塔、スリランカ寺院、州立博物館)後、ホテルに早めにチェックイン *州立博物館は金曜休館です。 (ベナレス泊)【朝・昼・夕】 |
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3 | ⇒ 各地空港 |
早朝、ガンジス川の沐浴風景を見学 朝食後、空路、デリーへ 着後、デリー小市内観光(フマユーン廟、インド政庁街、インド門など) 後、空路、帰国の途へ (機中泊)【朝・昼・夕】 |
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4 |
⇒日本各地空港 |
着後、入国審査、税関を経て解散 |
1 | クシナガラ(インド) → ルンビニ(ネパール) |
朝食後、国境を越え、ルンビニへ 着後、釈尊ご生誕の地・ルンビニ見学(マヤ堂、アショカ王柱、産湯の池) 後、ホテルへ (ルンビニ泊)【朝・昼・夕】 |
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2 |
ルンビニ → バイラワ ⇒ カトマンズ⇒ |
朝食後、バイラワへ 空路、カトマンズへ 着後、カトマンズ市内観光(ボーダナート寺院、パシュナパティ寺院、バクタプル) 空路、(経由便で)帰国の途へ (機中泊)【朝・昼・夕】 |
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3 |
⇒ 各地空港 |
着後、入国審査、税関を経て、ご帰宅 |
食事表記 朝ー朝食、昼ー昼食、夕ー夕食、車ー車中食
その他の表記 →:専用車、特別に表記があれば列車 ⇒:航空機
*季節、時期により現地交通機関の運行状況は変わります。インド福祉村協会にボランティアを申し込み後、弊社にお問い合わせください。