2018年は、12年ぶり(前回のクリンジ開花は2006年)にムンナール地方にてクリンジの花が咲く年です。現地情報によると、7、8月頃から10月までの間に、いくつかの地域(Kovilur, Kadavari, Rajamala and Eravikulam National Park)にて開花が予想されています。
(ケララ州政府観光局HP:www.keralatourism.org)
クリンジの花は、40種ほどの品種が存在し、ほとんどが青い花が咲きます。現地名はニーラクリンジ(Neelakurinji)と呼ばれ、ニーラは現地語で青いという意味があり、山全体を青く染め、ニルギリ(青い山)といわれる所以になった花とされています。学名は、Strobilanthes kunthianus (シソ目キツネノマゴ科イセハナビ属)。
ムンナールは、南インド・ケララ州コチ(コーチン)より東に約130km、西ガーツ山脈にある山間の街です(標高約1,500m)。ニルギリ紅茶の産地の一つとして紅茶畑が広がっています。
12年に一度のチャンスに合わせて、テーマ毎に魅力あるツアーを企画しています。