
2019/12/05
祇園精舎から実母のマーヤ妃に説法をするために三十三天に昇られました。
その後、地上に戻られた場所がサンカシャーだとされています。
この地は「三道宝階降下」の聖地とされ、天上から地上に金、銀、玉でできた階段が現れ、降りてこられたとされています。
尚、上座部仏教ではお釈迦様が昇天し、教義を論証(アビダルマ)され、その後に地上に降下された場所とされています。
現在のところ僧院や寺院の遺跡はなく、アショーカ王の建立による仏塔の跡とアショーカ王柱の柱頭飾りが残る他、小堂に三道宝階降下の彫刻(レリーフ)が安置されています。
アショカ王柱(サンカシャ)
サンカシャ祠の仏像