スリランカに何度も通ってはいるものの、いつも横を通り過ぎて気になっていた、紅茶の産地ヌワラエリヤの南郊外(約10km)にある
ハッガラ国立植物園(HAKGALA BOTANIC GARDENS)に始めて訪れました。
シンコナの栽培(マラリアの特効薬)の為、英国によって1861年に設立されたハッガラ植物園は標高1745mに約28ヘクタールの斜面に広がっています。
訪れた9月中旬には、ローズガーデンにはたくさんのバラが咲いており、英国の庭園に来たかのようでした。植物園見学のベストシーズンは、3月中旬から4月末のヌワラエリヤの季節で、いろいろなお花、蘭、バラが見頃のようです。
紅茶関連で訪れたので、今回一番の目的は、お茶の古木でした。
植物園の説明版によるとスリランカで商業生産が始まる2年前の1865年にこの植物園に植えられたとのこと。
おおよそ150年前に英国人によって植えられたお茶の木でした。
アッサム樹は切らなければ十数メートルまでの高さまでに伸びます。
発信:小倉